「あっ…………………。」



あたしの目からこぼれ落ちた一粒のナミダ…。


一粒どころですむはずない。




「あ……い…。」


「あっあほ!!!!おい麻生!!!保健室つれていくぞ!!さっきから腹痛い言ってただろっ;;;;」


「えっΣあ、うん!!!!ごめん圭太君、井上!!適当に行く場所決めてて!!」


「ほら、行くぞ。」



ありがと。

言葉にできないよ…。
声を出す事もできないぐらい
泣いて泣いて泣きまくった。









廊下を歩いているとき…
2人とも何も言わなかった。
ただ…あたしの手をひっぱってくれてた…。