私は、少し自分の席についていた

数分経つと生徒がゾロゾロ帰っていった。

クラスの中には、せいくんとわたし

「せ、せいくん?」

思わず話しかけちゃった。

「なんやねん千優梨」

安心した関西弁で。

標準語だったから違和感を感じてたけど

関西弁だと安心できる。

「せいくんまた会えたね奇跡だね!」

「そうやね~千優梨お前学校では先生って呼べや」

そうだよね

いろんな人から見ればおかしいもんね。

「わかった」

よしよしって頭を撫でてくれた

涙出るよ

優しくされると・・・。

「じゃ、先生帰るね」

帰ることにした。

ここで泣くとまた優しくしてもらえるから。

「おう、じゃあな」


「クラス」