ラブ・ストーリー~可愛くない女~

「‥疲れているなら、このまま泊まるか?」


腕枕をしていた慎也が心配そうに私を見る。


「‥え、いいの?慎也は?」


「俺は病院に戻るよ。気になる患者がいるからね。」


「そう‥じゃあ私も帰る。」


慎也に背を向けた私の頭を、慎也が優しく撫でる。