「おはようございます。」


私は保育園の玄関番の先生と挨拶を交わした。


「あ!みゆき先生!おはよう!!」


お父さんの手に引かれて、私のクラスの和樹くんが登園してきた。


「和樹くん、おはようございます。」


私の視線の先には、和樹くんが靴を履き替えるのを見守る父親の姿‥。


「和樹、みゆき先生を困らせるんじゃないぞ?」


「うん!パパ、いってらっしゃい!」