ラブ・ストーリー~可愛くない女~

「え?おいっ、正直?」


正直は躊躇することなく、私に背中を向けた。


‥え?正直‥?


「ちょ、ちょっと待って!」


思わず大きな声を上げてしまい、私はBARにいた人達の視線を集めた。


それでも構わず、私は正直の背中に押さえられない感情をぶつけた。


「‥急にいなくなったくせに‥何か言うことないの!?」


ポロポロとこぼれ落ちる涙と、溢れてきた言葉は‥もう止めることはできなかった。