ラブ・ストーリー~可愛くない女~

「僕も‥この名前が気に入っているので、名に恥じないように生きていくつもりです。」


あ‥。


またあの悲しそうな顔をしてる‥。


「‥みゆき先生、園だよりができたのでチェックをお願いします。」


「え、あ、うん。」


正直はスッと園だよりを差し出すと、そのまま子ども達の輪の中に入っていった。


「ラブラブでイイね。うふふ。」


美和先生も正直の後を追うように、仕事に戻った。