可愛くなくてごめんね。



柴崎くんの話を聞くと
またあたしの目からは
涙が溢れてきていた

「柴崎くん
そんなに想ってくれて
ありがとう。
でもあたしは
柴崎くんが思ってるほど
優しくも良い子でもないよ
それでもいいの?」

「ホントに好きじゃなきゃ
わざわざ失恋してる子に
近付かないし親にも紹介しない」