可愛くなくてごめんね。



帰る前に彼女は

「うちのサッカー部のこと
馬鹿にしてごめんね
あなたみたいな人が
いるなんて思わなかった、

今日は付き合ってくれて
ありがとう。」

だけ言い、帰って行った


俺は彼女の最後に見せた
笑顔が忘れられず
次の日から彼女を探したが
見つからなかった

そして3年になり
やっと見つけ、
井上 瀬那と名前が
わかった時には
井上は春夏ってやつと
付き合っていた