気が付くと、自分の家のソファにいた。 静かに流れる涙を拭うことも忘れて、ただただ泣いた。 ふと顔を上げると、いつも通りの笑顔で笑いかけるけーちゃんがいた。 「…けーちゃん?」 「ちょこ。」 何?けーちゃん。 「ごめんね?ちょこ。」 何で謝ってるの? 「もう、おしまいだよ?」 え… な…に…言ってるの…?? 目の前が真っ暗になった。