「どうして雪哉さんがここにいるんですか?」


ここ、一年生の下駄箱なのに。
二年生はもう一つ向こうの館なのに…

あたしが不思議そうにしていると雪哉さんが爽やかに笑った。


キュンッ///


「あぁ、朝練だったから職員室に
鍵返さないといけねぇからさ」


「そっそうなんですか!
朝から雪哉さんがいたから
びっくりしましたよー!」


あー、顔が熱い…
雪哉さんがかっこよすぎて
俯いてばっかなんだけど、あたし。


「顔真っ赤だよ。どうした?」


「いっ…いぇ、何でもないです…」


モゴモゴとあたしが話した。
すると…

「なに?朝から俺に逢えて嬉しかったとか?」


と、雪哉さんはニヤリと笑った。


「//////」