「でも良いもん見せてもらった気分♪ 絵里ちゃん超デレデレで超赤くなっちゃって♪ もう少し一緒に居たかったな なんて絵里の口から聞けるとは… しかも“王子…”とかゆっちゃってたし!もうまぢ爆笑」 ケラケラ笑う菜奈を睨むものの やっぱりあたしは馬鹿でした。 あたしは自分の馬鹿さを理解し 菜奈を睨むのもやめて俯き ため息をポツリポツリ... 「はぁ...もう最悪……」