「んっ?」 今さらになって気づいた。 あたしはずっと右腕で誰かの手を握っている事に………。 そしてやっとその場の状況を 理解した。 「あああ!!!!菜奈! ずっと見てた訳?!」 「あんたね、見てた訳?!ぢゃないよ!誰かさんがずっとあたしの腕を握ってるから嫌でも見てなきゃいけなかったんぢゃない」 “はぁ...”っとため息をつく菜奈。 うわぁ………恥ずかしい。 ずっと聞かれてて見られてたってことだよね?! 「穴があったら入りたい……」 あたしは小さな声で言うと 菜奈は急に爆笑し始めた。