「んっ? あっ!君は……!」 「王子………」 あたしはビックリしすぎて ちゃっかり“王子”なんて めちゃくちゃ恥ずかしい事を 言ってしまった事に今さら気付いた……。 すると、男の人が頭上にはてなを 浮かべながら問いかけてきた。 「王子?」 わああああ!! 違う違う! 「あっいや……その…… 雪哉さんが王子に見えて……」 いやいやいや! またまた何言ってんの自分! 最悪だ…………。 そんな事であたふたしていた あたしを見るなり雪哉さんは笑い始めた。