「知花、花火しよーな」
「え!花火してもいいんだ?」
「え?知らないけど…」
「へ?」
「やっぱり駄目なんかなぁ?」
「火遊びだしね」
「亜紀、花火は駄目なのか?」
「え?駄目でもするだろ?」
「「へ?」」
「当然だよねぇ♪」
「もう、私とか花火セット買ってるけど。」
つい湊と私は顔を見合わせて笑ってしまった。
「え?何笑ってんの?」
「あはは。だね。花火しよーね♪」
私と湊はあの三人に比べたら凄い、いい子なのかもしれない。
「あっ、私、トイレ行って来るね。」
「ついていこうか?」
「子供じゃないし大丈夫だよ!話し合い続けててね。」
「了解!」
今…生理だからお腹痛いなぁ…。
でも臨海料理ではならないからよかったよね。

