三階から上が入院施設なの。 と言って志保は春乃とナースステーション前に立つ。 「こんにちわ。建志は今どこかしら?」 ナースステーションにいた看護師の視線を 集めた志保は、にこりと笑った。 「志保さん!」 「あら、横田さん。」 奥から、「横田さん」と声をかけられた美人の看護婦さんが歩いてくる。 きちんとまとめられた黒髪に 切れ長の瞳ができる女を より美しく見せていた。 美人が並ぶと迫力だわーーー 春乃は呆然と二人を見つめた。