一瞬気のせいかと思った。 だって、 そこはーー 使用人の休憩室ーーーー。 春乃の家は常に 使用人や家政婦さんがいるわけではない。 なにか 人でが必要な時だけお願いしたり しているから、 普段その部屋を使うことはない。 ・・・? 気のせい? それとも、 打ち合わせの部屋が変わったのかしら? そこでやめとけばよかった。 でも、 あまり考えずに、 春乃は、その扉を開けたのだ。