リュートと春乃が、 二人で和んでいるところに、 邪魔が入ったのはそのすぐ後であった。 「もしかして、春ちゃん?」 懐かしい声とともに、 夕闇の柔らかくて冷たい風が入り口から入ってきて 春乃を包んだーーーー 「-----っ。 な・・ 夏樹さん・・・」 ようやく出てきた声は なぜだか少しかすれて、 息がつまりそうだった。