「彩奈ちゃん… 私…… やっぱり龍也が好きっ!!」 そう言って私に手を伸ばした ギュッと握り 「お母さん!お父さん…ごめんなさい。 私やっぱり」 「奈美!行きなさい! 私達も、龍也君がいいわ!」 「あぁ、龍也君が1番イイよ」 「…ありがとう!」 「彩奈ちゃん!奈美を宜しくね!」 「っ…はい!」 「私達も追いかけるから 先に行きなさい!」 そう、お父さんが言い、 私達は走って 龍也のいる教会へ向かった