「一人でっ?」

「すごいわ…」

「何者…?」
「天才だわ…」

周りが更にざわつく


「っくっそぉぉぉ!」


「さぁ、これで終わりだ。」

「そんな………」
篠崎沙耶はその場に力なく座りこんだ


「篠崎…

お主らとはもう終わりじゃ。

会社は私がもらう。

お前達は社員分の金を全額負担じゃ」

「そ……な……」