見上げた背中





ぅえぇぇぇぇ!!??




なんでまたよりによって悠先生!?

顔見れたのは嬉しいけど、さ...。





「この机端の方に寄せて置いといたらいいんすよねー?」

「あぁ。悪いねー川上くん!!」



いやいやとんでもないっす、と
軽々机を持ち上げて運んでいく。





使ってない机を置きに来たのか...。




......ってヤバ!!


一瞬こっち見た気がしたけど気のせい??




とりあえず、バレたら怒られそうだし
大人しくしてなきゃ...。





「じゃ、私はお先に失礼させてもらうよ。
ありがとね。」

「うぃす。お疲れ様でしたぁー」



ん?終わったっぽい??


一旦引っ込めた頭を
ぴょこっと陰から出して見てみる。