それから月日がたち最後の大会の日になった。
あたしたちは1回戦荻原高校と対戦だった。
その学校とは同レベルくらいでどっちが勝ってもおかしくなかった。
試合が始まり…
空が先制点をとった。
あたしたちの学校は次々に点数をとってった。
でも試合の半ばあたりから相手の学校が追い返してきたのだ。
ついに同点。
試合は残り5秒
今ボールを持っているのは空。
空の周りには相手校がいっぱいいてシュートが
決められなかった。
まわりがあきらめてたころ空はゴールから遠い場所から
ボールを投げた。
…
そのシュートは決まったのだ。
周りの熱い歓声に空は今まででみたことがないくらいの笑顔をあたしたちに
みせてた。

