あの時 あの瞬間

入学して１週間くらいたった。意外にクラスにもすぐになじめて前より緊張感が解けたんだが・・・。
「香奈ってあんまりクラスの男子とかと話さないよね。興味とかわかないの？」「小さいころからあんまりそういう恋みたいなものは興味がないな・・・」「マジッ！？もったいないなぁ～。可愛い顔してんのに・・・」
私はあんまり男友達とかは昔から作らなかった。なんてゆうか・・・まぁやっぱり興味がなかった。「香奈はただ興味がないだけなんだね？」　「そうだけど・・・」　「じゃあ興味を持たせてあげる！」　「え！？ちょっとぉ！？」
他のクラスにでも行くのかと思いきや意外に私の席のすぐ後ろの席の男子のところに到着・・・。近いなっ！？
「たかー！お久しぶり～！」　「ん？あぁお前か」　「態度がそっけないなぁ・・・。まぁいいや！それよりたか、あんたに紹介したい子がいるんだけど！！」といきなり前に出されてしまい・・・。っていきなりすぎない！？
「ちょ・・・あやね！いきなり何を・・・」　「誰こいつ？」　「この子は三浦香奈っていうの！あたしの親友でクラスは地クラスは違かったけど同じ小学校だったんだよ」
そう。私たちは小学校は同じだったが、クラスが離れてしまいあまりあやねのクラスのことは知らない・・・てゆうか顔くらいはみたことあるでしょうが・・・。
「へぇ～・・・。まぁいいや、俺は立花海っていうからよろしく」　「みんなこいつのことはたかって呼ぶから香奈もたかって呼びなよ！」
いきなり話は進まったものの・・・私に初めて男友達ができた・・・。ここであやねがたかを紹介していなかったたら私は今でも男友達なんてものは作らなかっただろう。この時紹介してもらったのは本当に正解だったんだよね・・・。