コスモス


渋谷は人ごみだらけで急いでかえるサラリーマン
すっごい厚化粧の女の人 おじさんと並んで歩く女子高校生


あたしはこんな場所きらいだ


「あッ風流!」


『ごめん哉(かな)遅れて・・・』


「ううんまだ全然来てないし大丈夫」


『そっかよかった』


「今日来る男はなんか馬鹿大学らしいけどイケメンらしいよ」


『ふーん興味ないなぁ-』


「えーそんなこと言っておいてなんか気合はいってない?」


『っこれは違うよだってでもちゃんとした服着たほうがいいでしょ?』


「あはは 可愛いー」


『もぅ』


哉が腹を抱えて笑っていてもあたしは全然 おもしろくない帰りたい


馬鹿な人ともつるみたくない


ふいにポンと肩をたたかれる


『?』


「あれ?今日の女の子だよね?」


すごくチャラってる男の人だしかも 今日の っいいつもこうなのか?


「あっはい!」


「うわぁ めちゃめちゃ可愛い好みっすね」


『・・・・』