梨華と手を取り合って喜びあっていると、亜貴がそろそろ行くと言う。......もっと、喜びたいのにな。





亜貴に呼ばれ、傍に行くとスッと手を握られる。......えっ...超恥ずかしい。





恥ずかしがっているあたしの気持ちを見透かしたのか、亜貴は“付き合ってんだからいいだろ”と言う。





...そっ、かぁ......あたし、亜貴と付き合えたんだよねっ





なんかさらに、恥ずかしくなってきたっ...恥ずかしさ半分、嬉しさ半分、みたいなっ!





亜貴と手を繋ぎ、駅まで歩く。......あ、あたし渚から伝言頼まれてたんだった...





言わなきゃ、ダメ......だよね。