あっという間に放課後になってしまった。
「あずさ...」
「行くの?」
「うん...」
「高田くんには言ったの?」
「言ってない」
「言わなくていいの?」
「うん。行ってくる」
「...気をつけてね?私も行こうか...?」
「あずさを危険な目に合わせたくない」
「...バイバイ」
「うん」
屋上の階段が怖い。
上がるのが怖い。
階段を上る私の足が震える...。でも...行かなきゃ。
諦めてもらうにはそれしか...ないんだ。
「龍一...」
「優衣、来てくれたんだね?」
「うん」
「そこに、座って?」
「...分かった」
「話がしていだけなんだ」
「うん」
「優衣って、高田くんと別れる気ないの?」
「うん」
「そう...」
私は気づいた...。
龍一の目は笑ってない....。
「あずさ...」
「行くの?」
「うん...」
「高田くんには言ったの?」
「言ってない」
「言わなくていいの?」
「うん。行ってくる」
「...気をつけてね?私も行こうか...?」
「あずさを危険な目に合わせたくない」
「...バイバイ」
「うん」
屋上の階段が怖い。
上がるのが怖い。
階段を上る私の足が震える...。でも...行かなきゃ。
諦めてもらうにはそれしか...ないんだ。
「龍一...」
「優衣、来てくれたんだね?」
「うん」
「そこに、座って?」
「...分かった」
「話がしていだけなんだ」
「うん」
「優衣って、高田くんと別れる気ないの?」
「うん」
「そう...」
私は気づいた...。
龍一の目は笑ってない....。

