青年だった頃

もう悩まないで
塞(ふさ)ぐ心開かせて
あの明日(そら)に飛ばそう
続く雲の切れ目に
何か浮かばせて
また今日(いま)に帰ろう

この世の果てが何だとしても
きっと君を見つめてる
何気なくて
あどけなくて
懐かしいその笑顔

木の葉がゆれる
心ざわめく
そして 何かが目覚める
夜明けに覗く花よ

もう苦しまないで
塞(ふさ)ぐ心見つけて
あの今日(いま)に歩こう
続く雲のかたまりに
誰か描かせて
さあ明日(そら)に届けよう

この世の初めが何だとしても
きっと君を見つめてる
さり気なくて
あじけなくて
懐かしいこの心

木の葉がゆれる
笑顔が開く
そして 何かが芽吹く
朝焼けに光る花よ

木の葉がゆれる
心ざわめく
そして 何かが目覚める
夜明けに覗く花よ

c聖天三月