スタジオの入り口で、先方に電話をかけようと思って、携帯を取り出そうと立ち止まった。 その時、周りの事なんて見えていない状態の私をふいに、懐かしい香水の香りが包んだ。 なんだったろう、この大好きな、私を切なくさせる心地いい香りは。