『やっだ……』 こんな気持ちのまま葵君とキス出来ない。 「あっごめん…」 葵君は優しくて私を責めなかった。 『ごめんなさい…』 「いや、恥ずかしいよな!!こんなところじゃ!!」 『…うん。』 私は優しい葵君に合わせるしかできなくて…。 葵君に初めて嘘をついた。 刀太のバカ。 ――――――― 映画をみたあとは、カフェにいったりあっというまに時間が過ぎた。