恵菜が俺の犠牲になって… けいのかわりになって… ごめんな。 一度も墓に行かなかったし、 病院にも葬式にも行けなかった俺は荒れて喧嘩に走った。 俺に喧嘩をさせないように自分を犠牲にした恵菜。 あの頃、俺は喧嘩が弱かったから… 恵菜が守ってくれたんだ。 だから喧嘩を強くならないとって思って毎日喧嘩をした。 ちょうど今みたいに。 恵菜…こんな俺はナルを好きなんだ。 お前はどう思う?? やっぱ俺だけ幸せになんてなれねぇよ。