浮気彼氏×一途彼女




拓也・・・?
怒ってるのかな?
でも、なんで?

「ね、授業始まっちゃうよ?」

「うるさいなぁ。授業なんてサボればいいんだよ。」

「ダメだよ!今からでも間に合うよ?戻ろ!」

あたしは
とにかく必死になって拓也を説得しようとした。
だけど
拓也はあたしの話なんて聞いてなかった。

「もう、黙ってくれる?」

「え・・・」

「さっきからうるせぇんだよ。」

そう言って、拓也はあたしに強引にキスをする。

「やめっ!拓也・・・んんっ!!」

カチャッ
突然、あたしのメガネは外され
三つ編みをしていた髪をほどかれた。

「拓也・・・?~~~っ!?」

太ももに冷たい感触。

「やめて!拓也!?」

「静かにして。」

制服の上から
あたしの胸の膨らみに手をあてられる。

「やっ!拓也、やめてぇ!!」

「うるさいんだよ!!」

身体がビクっと反応する。
拓也・・・、怖い。

「次騒いだら別れるから。」

拓也の冷たい一言に
あたしの目から涙が零れ落ちる。
なんで、そんな事言うの?

「んっ!あ、あぁ・・・んんっ!?ふっあぁ・・・」

あたしは必死に声を抑える。
だけど、時々漏れる甘い声が
恥ずかしくて、どうしようもなかった。

「んっ拓也ぁ・・・あぁん!!」