ビックリした。 本当に一瞬だったけど 歪んだ先生の表情が 頭に焼き付いて離れない。 「 ・・・どうして 」 どうして、ただ好きなだけなのに こんなに苦しい思いをしなきゃ いけないんだろう。 校内にカップルはたくさんいるのに それがただ”先生”と”生徒”ってだけで こんなにも変わってしまう。 「 ・・・澪?どうした? 」 シーツをぎゅっと握って 眉を寄せて、 先生から見て私はまだ ”私”のままなのかな。 ”会長に触れられた私”が 映ってるのかな。