先生が来て、みんな
それぞれの席に着いた
貴方の席は窓側の一番前
私の席は廊下側の一番後ろ
授業とかでは絶対一緒の班に
なれないなと思った
こんな事を考えているうちに
先生の話は進んでいて
気になっていた自己紹介になった
私の方が早いから仕方なく自己紹介
｢〇〇市の××小学校から来ました。
奥田 侑(ｵｸﾀﾞ ﾕｳ)です。
よろしくお願いします。｣
それからずっと自己紹介は流れていき
あの人の番になった
｢△△小学校から来ました
安田 大地(ﾔｽﾀﾞ ﾀﾞｲﾁ)です。
よろしくお願いします。｣
最後の人が終わると
今日の学校も終わりだった
今日知り合った子たちと別れて
校門に行くとお母さんが
待っててくれていた
帰りながら、貴方を探してみたけれど
見つからなくて諦めた
それから、お母さんと
他愛もない話をしながら
家に帰っていった
