別に落ち込むことじゃないと思われるだろうけど、
あの人私の.....彼氏なんです。


みんなに、挨拶するのは、いいよ?
私も、明日香とか、
クラスの友達とか、男子とかに、
挨拶をするよ?

もちろん、夕依斗くんにも、する。

でも…………

「夕依斗くん、おはよ!!」


「あぁ…」スタスタスタ






というように、挨拶をして、ちゃんと
返してもらった?ためしがない。
むしろ、避けられてる…?



「はぁ……。今日もダメだった…」

「おつかれ、麻里」

明日香は、
私に優しい声をかけてくれた。


「明日香~~~!!!
うぅ~…ぐすっ……」

「なーくーな!アイツには、アイツの事情が、
あるはずだよ?その時まで、待っときな?

もし、ムリだと思ったら、その時は…
麻里、自分で決めな?」


「うぅ~…ありがとぉ~……それまで、がんばるよ…
というか、明日香……」

「ん?」


「まだ、泣いてないよ、泣く寸前だよ……。」


「…………

どっちでも、ええわ!!!」