*第一章*




ある空き地に2人の少年少女がいた



少年は少女が家から持ってきた木の苗を



少女の代わりに植えている所だった



「これで大きくなるかな?」



「きっとなるよ。大丈夫」



「でも…私毎日お水あげに来れないし…」



少女は今にも泣きそうだった



「だったら僕が代わりにお水あげるよ!」



「え…?いいの…?」



「構わないよ。だから…泣かないで?」



「うん…ありがとう!!」



少年少女は指きりをした。



「「約束だよ!!」」