忘れ雪~君への想い~

その頃、晴香は、七海の家に行きインターホンを押した。

♪~ピンポーン♪

シーン・・。あれ?帰ってないのかな?

もう一度。♪~ピンポーン♪

シーン・・。反応なし・・。

駄目だ、帰ろう・・。

悠が帰ろうとしたその時・・。

ガチャッとドアが開いた音がした。

中から顔を出してきた七海。よく見ると目が腫れていた・・。

「七海?ビックリー・・。いたんだ?どうしたの?急に帰ったからさ・・。」

「ごめん・・。とりあえず入って・・。」

「うん・・・。」

七海の部屋に入りあたしは彼女の話を聞いた。

「蓮君と何かあった?」

「・・・。」

図星だな・・。(^^;)」

「どうしたの?」

「・・蓮に好きな奴いるかって聞かれてさ。いるって答えたら『応援するから頑張れよ。』なんて言われてさすっごくショックで涙が止まらなくてさ、喧嘩しちゃった・・。」

「そうなんだ・・。どうして、ホントの気持ち言わなかったの?」

「言ったら今のままの友達でいられなくなるかもと思って・・・。」

泣きながら言う七海・・・。

「そっか・・・。」

「バカだよね。目の前に好きな人がいるのに逆に応援されるなんて・・・。」

「気持ち分かるよ。あたし、七海にだから言うけど、優斗が好きだよ。でもね、今ようやく友達としての繋がりが出来たのを壊したくないんだ・・。そう思ったらなかなか前に進めなくて・・・。」