「晴香~!!」
ゆっくりと歩く後ろから、
このどんよりとした雲を吹き飛ばしちゃうんしゃないかっていうぐらいの大きな声が聞こえてくる。
「・・・結愛。」
「おはよー!!朝からテンション低いねぇ~!!
全く、入学式ぐらい晴れなさいよ!!」
ピンク色の傘をくるくると回しながら、空に向かって叫ぶ結愛。
結愛(ゆあ)とは中学から仲の良い親友。
高校も同じで、ちょっと嬉しい。
なんせ、地元の中学からこの高校に来たのは私と結愛だけだから。
ゆっくりと歩く後ろから、
このどんよりとした雲を吹き飛ばしちゃうんしゃないかっていうぐらいの大きな声が聞こえてくる。
「・・・結愛。」
「おはよー!!朝からテンション低いねぇ~!!
全く、入学式ぐらい晴れなさいよ!!」
ピンク色の傘をくるくると回しながら、空に向かって叫ぶ結愛。
結愛(ゆあ)とは中学から仲の良い親友。
高校も同じで、ちょっと嬉しい。
なんせ、地元の中学からこの高校に来たのは私と結愛だけだから。