みんな席に戻り、やっと教室が静まり返った。












アタシは正直ホッとしてる。











もしも、あの時鉄平がいなければアタシは………













想像もつかないくらい、怖い思いをしただろう。












アタシ、どっきりとか何やってんの………












これじゃあ、誤解が解けないじゃん。











そうだ麻由子………麻由子に証言してもらえば、たぶん………信じてくれるだろう。













「麻由子ぉ!!!」












麻由子が振り向いた。












そこを愛美が麻由子に話しかけていた。











無理なのかな……












もう、絶望してる。












目の前が真っ暗だ。