「会いたかったよォ」
アタシは涙を流した。
「オレも会いたかった。」
アタシ達は抱き合った
鉄の涙がアタシの頬を伝う
しゃっくりまじりの泣き声が病室に響き渡る
「もぅ離れないでよ」
アタシは強い口調で言ったが鉄は優しい笑顔で
「あぁ」
と答えた。
久しぶりの鉄の声
甘い声で耳元で囁いた
胸がキュンとくる
アタシ達は優しくキスをした。
「今日はこれでストップな。」
「う。。。」
「オレがこれ以上やっちゃってストップかけられないと困るから」
アタシへの優しい気遣い。
だけど今のアタシは意地悪にしか聞こえなかった
「もぅやっていいよ」
アタシは覚悟を決めて言った。


