翌日、俺は普段通りの時間に目を覚まし、普段通りの時間に家を出た。


当然、脩とは出会わない。

俺の周りはまるで時計だな。
ズレているのは俺だけのようだ。



教室に着くと、俺は変な光景を見た。

狂っていたのだ、歯車が

狂っていたと言うほどのことではなかったかもしれないが、そこには昼休みにしか集まることのないメンバーが集まっていた。

俺は一言。
「何やってんだ?」
反応なし。

俺は荷物を下ろしながらもう一度尋ねた。

「どうしたんだ?」

するとその中の瑠唯が代表して答えた。

「ヨッシーからメールが来たんだってさ」