×masato said
涙に気がついたのは
女の子がいってくれたときだった。
…俺、泣いてたんだ。
女の子の言葉に
少しだけ
涙が出そうになった聖人はグッとと我慢をした。
『名前は…?』
「俺っ?蓮田聖人。南高校だよ。沙羅…は?」
名札を見て聖人はいった
『びっくりしたー。名札を見たんじゃね?檍沙羅。ちなみに北高校だよ。』
「意外に南と北交流深いのにな。えっ、高1?」
『高1だよ。』
「同じだ。」
少し沈黙が続いた。
すると、
『「あの。」』
同時に出てきた言葉が
一緒だった。
『先どーぞ。』
「いや、ファーストレディだろ。」
『いや、レディファーストだろ。』
「まぁ、どっちでもいいから。なにー?」
『なんかあったならお互い聞き合おうや。あたしも聞いてもらいたいし。』
「じゃ、お先に。…えっと。何からはなせばいいんだろうか…」
涙に気がついたのは
女の子がいってくれたときだった。
…俺、泣いてたんだ。
女の子の言葉に
少しだけ
涙が出そうになった聖人はグッとと我慢をした。
『名前は…?』
「俺っ?蓮田聖人。南高校だよ。沙羅…は?」
名札を見て聖人はいった
『びっくりしたー。名札を見たんじゃね?檍沙羅。ちなみに北高校だよ。』
「意外に南と北交流深いのにな。えっ、高1?」
『高1だよ。』
「同じだ。」
少し沈黙が続いた。
すると、
『「あの。」』
同時に出てきた言葉が
一緒だった。
『先どーぞ。』
「いや、ファーストレディだろ。」
『いや、レディファーストだろ。』
「まぁ、どっちでもいいから。なにー?」
『なんかあったならお互い聞き合おうや。あたしも聞いてもらいたいし。』
「じゃ、お先に。…えっと。何からはなせばいいんだろうか…」
