ここはどこだろう?


天国かな?


まっすぐ進むと綺麗な女の人がいた。



『伊織…あなたの願いはなんですか?』




私の願いは…



「もう一度…奏に会いたい。響に頼んだけど本当に言いたいことはまだ伝えられてない!」




『その願いかなえましょう。あなたの今の年齢のまま地上に。ただし条件があります。』




「…何ですか?」




『今から一年はこの国で過ごしてもらいます。それと……』





私はその条件を受け入れた。