空に浮かぶ白い円盤。
それを2人の制服とやらを着た
警察とか云う人間が地上から追いかけてくる。




「待て!!止れ!!この犯罪者め!!」



1人の警官が下から叫ぶ。


が、そんな遠吠え聞こえるはずもなく、
円盤は止まるどころか距離を広げ
どんどん小さくなっていく。




まもなく円盤は雲に隠れ、
遥か彼方へと消えていってしまった。


警官達は空に消えた円盤の痕跡を睨み
くっと唇を噛むのだった。