「いらっしゃいませ。」

「コーヒーと何飲む?」
「ミルクティ。」
「じゃあコーヒーとミルクティ1つずつ」
「少々お待ちください。」


私が泣き止むまでずっと和樹は黙って手を握ってくれた。