私はそれから

誰も信じることが
できなかった



信じる人がいないのは
辛かった。


そこで現れたのが
静玖先輩だった。


家庭の事情だって
似ている境遇があったし。
静玖先輩はいつも相談にのってくれた。


私は初めて
人を信じた。


静玖先輩だけは
信じてもいいんじゃないか

そう思った