そのグループはうちをあわせて4人グループ。


美姫、椎名、有沙、あかりの四人。


うちは前みたいにちょっかいなどは、出さず皆になるべく合わせるようにして学校生活を送っていた。


でもお昼休みのご飯だけは一緒に食べなかった。


グループを抜けてからは、ベランダで1人で食べるのが習慣だった。


美姫達から一緒に食べようと言われても断っていた。


そしていつものように1人でご飯を食べていると、1人の男子が声をかけてきた。


その男こそこれからうちの大切な人になる男だった。