「どうしたの?倖芭。顔真っ赤だけど。」 「え!うそ!」 顔に手を当ててみると少し熱かった。 (どうしたんだろ…。) 「走ったから?」 きよちゃんが首をかしげた。 「あ、そうかも!」 私はまだ気付いてなかった。 自分自身の本当の気持ちにーーー