「こちら、メニューになります。」 「ありがとう。」 「ご注文がお決まりになられましたら、こちらのボタンをお押しください。ごゆっくりどうぞ。」 「はーい。」 タヌキさんは終始ニコニコ笑っていた。 私は仕事をしなくてはいけないから早々に立ち去った。