初恋と、


内山と居るときが、みかんが一番輝いている。


分かっているからこそ、
早くくっつけたい。



愛しそうに、ユキ、と呼ぶ彼女が、滅茶苦茶可愛いし。

あたしなら、あんなに愛されたら、
身が滅びちゃう。

「楽しみ。」

あたしの言葉は、宙を舞って消えた。