クラス表を見てみると、知らない名前ばっかりだ。 凛香と一緒じゃなかったら孤立してたかも・・・・・・。ほっっっ。 あ。 “あの人”の名前を見つけて、胸がドクンとなる。 「はるか。」 凛香があたしの耳元まで顔を近づけて、 「泉谷くん、一緒のクラスだね。よかったじゃん!」 と、小さく囁いた。