君の姿




今日のバーベキューは、結構、年齢層が広い。
って言うても、1番年上が高2で年下が小6。
しかも、ほぼ男。


こうやって集まるのは、年に1回くらい。
まぁ、それは年上とやけど。

同級生と年下とは、毎日力也んちでたまってるから。


「あっ、ルイちゃんら来た!!」


力也は立ち上がり、あの女に手を振っている。

何がそんなにええねん。

俺は視界に入らんように背を向け、再び机を組み立て始めた。